- 中庭の奥に作られがちな家庭菜園。門から玄関に至るフロントガーデンにあっても良い時代です。 菜園の立体化により作業性を考慮し、メッシュフレームで耐久性も強化、ガッチャポンプで水場も設けました。日々の成長を家族でみながらの通勤通学、食材を確認してからの買い物も良いでしょう。 昔懐かしい石垣イチゴならぬ瓦垣イチゴは、屋根の棟瓦を玉石の代わりに利用。瓦の蓄熱効果もあり太陽の光をいっぱい浴びたいちごは甘みも増します。食育・効率・デザインを考慮した今の暮らしの動線に溶け込む家庭菜園、「モダン農芸」の登場です。門正面には額縁風衝立てを設け、アイストップと「一枚の絵」としての役割です。覗き石を土台にクリスタル水鉢より湧き出る水が、苔を通り、にじみ出でる精神性の高いクリスタルガーデン。水の踊りとゆらぎが楽しめます。背景の黒塀は製材する際に出る、端材の背板でコストの軽減と素材感を出す提案です。