- 仙台市
- 2013年3月
供養と安全祈願後、作業に入ります
まずはどの石材が誰の墓石のものかを選別し、分ける作業です
バラバラになった石材を接着材で固定。笠が一番損傷が大きいです
接着剤を点付けしながら組み立て
一つ一つの作業は仙台市の立会いのもと、確認しながらの時間がかかるものとなりました
ずれた墓石は台座修復後、ラフタークレーンで設置
3.11.東日本大震災により倒壊した仙台藩四代藩主綱村以降の歴代藩主が眠る、伊達家墓所(無尽灯ろう)95基の修復作業が始まりました。一つ一つ元の場所へ納める作業となります。
石の欠けた部分は散らばってしまい、雪の中からそれを探し出す作業から始まります。ヒビや欠けの補修
作業と並行して、ラフターで台座に竿、中台、火袋、笠、宝珠の順に水平をみながら接着し、積み上げて
いきます。 震災復興の一助となる事を願って努めさせていただきます。