- 旧宅のお庭を解体され、新築に伴い残された石材や灯篭、水鉢を利用したお庭の設計のご依頼を受ける.
- 和を基調としながらも小さな子どもさんたちが走りまわれ、車の切返しのできるスペース、何よりも昔から伝わる石材の良さをより引き出せる利用法を念頭に置く。 相当な残土量が見込まれる為、石材で土留をしながら芝のマウンドを作り、既存の主木のモクレン以外立木はほとんど利用せず、遊びまわれるスペースを確保。水鉢の設置については衛生上あまり気が進まれなかった施主様のご意向からヒントを得て、水鉢を斜めに置き据える。水鉢の中をモルタルで埋め水のたまらない仕掛けとする。 子どもさんたちの成長と伴に立木を植えられ、又新たな楽しみを得られる様なお庭として伴に過ごして頂ければとの思いを込めて作庭。