- 改めて宮城には素晴らしい素材があることを知りました。 地方独特の方言や文化が有るように、庭にも地方色があって良い、そんな思いで「伊達な庭」シリーズをスタートしました。 そして古くて新しい「 平成の和 」に取り組みます。
- 日本列島は龍の御姿に似ています。今、日本に元気が無いのは何故?北海道が竜の頭で沖縄が尾だとすると、頭はロシアに、尾はアメリカに押さえられて、龍は懸命にねじれを取り戻そうとしています。そんな日本を元気にするのはこの宮城からと思っています。何故ならば、天翔る龍が舞い昇ったこの地は、竜の宮城、まさしく<竜宮城>なのです。又、役目を終えても落ち葉にならぬブナや、厳冬に咲き誇るラベンダーで生命力を表現し、そして、盃鉢には庭で取れた枝や花の活花を円窓越しに観入り、白砂に広がる落ち葉とともに精神性も追求しています。